自転車:傘差し・イヤホン等違反の種類

自転車の傘差し・イヤホン・二人乗り・並進とは?危険なマナーと罰則

傘差し・イヤホン・二人乗り・並進は「ついやりがち」でも危険で、違反となる場合があります。なぜ危険か、罰則の目安と安全な代替策を整理します。

取り締まりマップ編集部安全運転支援チーム
公開:2026.07.133分で読めます
傘を差して片手運転する自転車の危険と、注意を促すマスコットのトラくんを描いたイラスト

自転車の傘差し運転やイヤホン、二人乗り、並進は、「ついやりがち」でありながら、いずれも危険でルール違反となる場合があります。これらの多くは各都道府県の公安委員会が定める規則によるもので、内容や罰則は地域によって異なります。ここでは、それぞれがなぜ危険なのか、罰則の目安、そして安全な代替策を整理します。

危険なマナーと違反

傘差し・イヤホン・二人乗り・並進は、片手運転や周囲への注意不足を招き、転倒や歩行者・車との接触につながりやすい行為です。これらのルールは、道路交通法に加えて各都道府県の公安委員会規則で細かく定められていることが多く、罰則の有無や金額も地域によって差があります。

ポイント:これらのルールは各都道府県の公安委員会規則で定められており、内容や罰則は地域により異なる場合があります。お住まいの地域のルールを確認しましょう。

傘差し・イヤホン・二人乗り・並進の4つの危険行為を示した図
図:やりがちだが危険な4つの行為

それぞれなぜ危険か

代表的な4つの行為について、危険な理由を整理します。

傘差し

片手運転で視界・バランスが不安定になります。強風であおられる危険もあり、レインウェアの使用が安全です。

イヤホン

後方の車や警音器など、安全に必要な音が聞こえにくくなります。大音量では片耳でも危険と判断される場合があります。

二人乗り

重心が高く不安定になり、制動距離も伸びます。幼児用座席への同乗など、一定の例外が定められています。

並進

横に広がると後続車の妨げになり、接触の危険が高まります。「並進可」の標識がある場所を除き禁止です。

反則金・罰則の目安

自転車の傘差し・イヤホン等に対する罰則・反則金の目安は次のとおりです。

取り締まり内容の目安
青切符(反則金)対象になり得る(2026年4月〜・16歳以上)
赤切符(刑事罰)5万円以下の罰金などが定められている場合があります(都道府県により異なる)

※ 自転車に違反点数の制度はありません。傘差し・イヤホン等は各都道府県公安委員会の規則によります。金額・罰則は一例で、地域や最新の法令により異なります。詳細は必ず公式情報をご確認ください。

ほかの違反の反則金は交通違反の反則金一覧にまとめています。自転車の額は「原付等」の欄に当たります。

注意点・安全な代替策

雨の日は傘ではなくレインウェア(レインコートやポンチョ)を使うと、両手でハンドルを握れて安全です。音楽を聴きたいときは、走行中は音量を控えるか、目的地に着いてから楽しむようにしましょう。荷物は前かごやキャリアに固定し、片手で抱えたまま走らないことも大切です。スマホの操作についてはながら運転もあわせてご確認ください。ちょっとした心がけが、自分と周りの人の安全を守ります。

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よくある質問

傘を差すと片手運転になり、視界やバランスが不安定になります。多くの都道府県で公安委員会の規則により禁止されており、5万円以下の罰金が定められている場合があります。レインウェアの使用が安全です。

周囲の音が聞こえない状態での運転は、多くの都道府県で禁止されています。片耳でも安全に必要な音が聞こえないと判断される場合があります。地域のルールを確認しましょう。

二人乗りは原則禁止で、幼児用座席への同乗など一定の例外が定められています。並進(横に並んで走ること)も「並進可」の標識がある場所を除き禁止とされています。

走行予定エリアを事前に確認し、安全なマナーを意識するきっかけにご活用ください。取り締まりの回避を目的としたものではありません。

本記事は安全運転の注意喚起を目的とした一般的な情報提供です。取り締まりの回避を勧めるものではありません。最新かつ正確な情報は、警察庁・各都道府県警察などの公式情報をご確認ください。