駐停車違反違反の種類

駐停車違反とは?「駐車」と「停車」の違い・禁止場所・放置違反金

「少しの間だけ」でも場所によっては違反です。駐車と停車の違い、禁止される場所、違反点数と放置違反金の目安を整理します。

取り締まりマップ編集部安全運転支援チーム
公開:2026.07.094分で読めます
青地に赤斜線の駐車禁止標識とマスコットのトラくんを描いたイラスト

「ほんの数分だから大丈夫」——そう思って車を停めた場所が、実は駐停車禁止の場所だったということは少なくありません。駐停車違反は、停めていた時間の長さよりも、まず「どこに停めたか」という場所そのもので違反になるかどうかが決まります。ここでは「駐車」と「停車」の違いから、駐停車禁止場所・駐車禁止場所の区分、反則金・放置違反金・違反点数の目安、そして違反になりやすい場所までを整理します。

駐停車違反とは

駐停車違反とは、法律で停止が禁止されている場所に車を止めてしまう違反の総称です。ポイントになるのは、その停止が「駐車」にあたるか「停車」にあたるかという区別です。停車は、人の乗り降りや5分以内の荷物の積み下ろしなど、運転者がすぐに車を動かせる状態でのごく短い停止を指します。一方、駐車は、荷物やお客を待つための継続的な停止や、運転者が車を離れてすぐに運転できない状態を指し、たとえ短時間のつもりでも駐車として扱われることがあります。

「コンビニにちょっと寄るだけ」「荷物を積むだけ」のつもりで運転者が車から離れてしまうと、それは駐停車禁止場所では駐車違反として扱われます。さらに、運転者がその場におらず、取り締まりの際に車が放置されている状態だと確認されると「放置駐車違反」として扱われ、後述するとおり車の使用者に放置違反金の納付が求められる仕組みに移行します。

ポイント:「ちょっとだけ」でも、交差点や横断歩道の近くなど場所によっては停車も違反になります。

駐停車禁止場所・駐車禁止場所

駐停車違反になりやすい場所は、大きく2つに分けられます。ひとつは、駐車はもちろん停車も含めて認められない「駐停車禁止場所」です。交差点の中や交差点の端から5メートル以内、横断歩道・自転車横断帯の上やその前後5メートル以内、踏切の前後、坂の頂上付近やトンネルの中などが代表例で、これらの場所ではハザードランプを点けての一時的な停車も違反になります。

もうひとつは、停車は認められるものの駐車だけが禁止される「駐車禁止場所」です。駐車禁止の標識や道路標示がある区間、火災報知機から1メートル以内、駐車場や車庫などの出入り口から3メートル以内といった場所が該当します。人の乗り降りなど短時間の停車であれば認められますが、車を離れて待たせたままにすると駐車違反になります。

交差点・横断歩道・消火栓など駐停車が禁止される場所を示した街路図
図:駐停車が禁止されやすい場所

反則金・放置違反金・違反点数の目安

駐停車違反の反則金・違反点数・放置違反金は、停めた場所が「駐停車禁止場所」か「駐車禁止場所」かによって金額や点数の目安が変わります。以下は、運転者がその場におらず放置駐車違反として取り締まられた場合の、普通車における放置違反金の一例です。運転者がその場にいて現場で告知を受けた場合は、通常の駐停車違反として扱いが異なります。

場所の区分違反点数放置違反金(普通車)
駐停車禁止場所3点18,000円
駐車禁止場所2点15,000円

※ 放置駐車違反(普通車)の一例です。運転者がその場にいる駐停車違反や車種により異なります。最新の法令は必ず公式情報をご確認ください。

ほかの違反の反則金や点数は、交通違反の反則金一覧交通違反の点数一覧にまとめています。

多い場所・注意点

駐停車違反は、幹線道路沿いでの荷下ろし作業や、コンビニ・商店の前でのちょっとした買い物、駅周辺での送迎待ちなど、日常のさまざまな場面で起こりがちです。「みんな停めているから大丈夫」という感覚が、駐停車禁止場所での違反につながることもあります。

停める前に、その場所が駐停車禁止場所なのか駐車禁止場所なのか、近くに標識や標示がないかを確認する習慣をつけましょう。少しの間だけのつもりでも、場所によっては違反になり、事故や交通の妨げにつながることもあります。

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よくある質問

継続的な停止や、運転者が離れてすぐに動かせない状態が「駐車」です。人の乗降や5分以内の荷物の積み下ろしなどは「停車」にあたります。

ハザードを点けても、駐停車禁止場所では違反になります。場所ごとのルールが優先されます。

運転者が車を離れていた放置駐車違反では、出頭しない場合に車の使用者へ放置違反金が科されます。この場合、行政処分の点数は加算されません。(本記事は注意喚起を目的とした一般情報です)

走行予定エリアを事前に確認し、駐停車の可否を意識するきっかけにご活用ください。取り締まりの回避を目的としたものではありません。

本記事は安全運転の注意喚起を目的とした一般的な情報提供です。取り締まりの回避を勧めるものではありません。最新かつ正確な情報は、警察庁・各都道府県警察などの公式情報をご確認ください。