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ゴルフの行き帰りで問われる違反と点数|早朝・薄暮・ラウンド後

ゴルフの日は、早朝の移動・薄暮の帰路・ラウンド後の飲酒と、運転のリスクが1日に集中します。場面ごとに何点でいくらなのかを、条文で確認します。

取り締まりマップ編集部安全運転支援チーム
公開:2026.09.036分で読めます
夕暮れの道路をゴルフバッグを積んで走る車を、マスコットのトラくんを添えて描いたイラスト

ゴルフに行く日は、行きも帰りもクルマという人が多いはずです。夜明け前後に高速道路へ入り、日中はプレーで体力を使い、帰りは日の入りにかかる。この1日の流れは、運転のリスクが集中する形になっています。ここでは場面ごとに何が違反にあたるのかを、点数と反則金まで条文で確認します。

ゴルフの行き帰りで、いちばん重い違反はどれか

飲酒です。道路交通法施行令 別表第二は、呼気1リットル中0.25mg以上のアルコールを保有する状態での運転(酒気帯び運転)を25点と定めています。前歴がなくても、この1回で免許の取消しに届く点数です。0.25mg未満でも13点で、免許停止の水準にあたります。酒気帯び運転と酒酔い運転の区分は飲酒運転で扱っています。

速度超過は、超過幅で点数が大きく変わります。20km/h未満なら1点ですが、一般道路で30km/h以上(高速道路では40km/h以上)になると6点で、ここから先は反則金の表に額がありません。超過幅ごとの点数は交通違反の点数一覧、額は交通違反の反則金一覧にまとめています。

ポイント:点数でいちばん重いのは飲酒です。呼気1リットル中0.25mg以上は25点で、前歴がなくても一度で免許の取消しに届きます。

場面別の点数と反則金

ゴルフの1日を時間順に4コマで並べ、早朝の速度超過6点、日中の速度超過2点、ラウンド後の酒気帯び運転25点、薄暮の横断歩行者等妨害等2点を示した図
図:ゴルフ1日の運転と、場面ごとに問われやすい違反

早朝の高速道路と日中の移動では速度超過、薄暮の帰路では横断歩行者等妨害等、そしてラウンドの後は酒気帯び運転。この1日で問われやすい違反を、点数の軽い順に並べたものです。点数は道路交通法施行令 別表第二、反則金(普通車)は同 別表第六によります。

違反点数反則金(普通車)
速度超過(20km/h以上25km/h未満)2点15,000円
横断歩行者等妨害等2点9,000円
速度超過(25km/h以上30km/h未満)3点18,000円
速度超過(35km/h以上40km/h未満・高速道路)3点35,000円
速度超過(40km/h以上・高速道路)6点額の定めなし
酒気帯び運転(呼気0.25mg/L未満)13点額の定めなし
酒気帯び運転(呼気0.25mg/L以上)25点額の定めなし

「額の定めなし」は、その違反が別表第六に区分を持たないという意味です。反則金を納めて終わる扱いになるのは表に額が定められた反則行為に限られるため、これらは青切符では終わりません。

早朝に高速道路を走る

ゴルフ場は郊外にあることが多く、集合時刻から逆算すると出発は夜明け前後になります。交通量が少なく流れが速い時間帯で、速度が出やすい条件がそろいます。高速道路では40km/h以上の超過から反則金の区分が無くなり、扱いそのものが変わります。超過幅ごとの点数と取締りの方式は速度超過にまとめています。

帰路が薄暮に重なる

警察庁『薄暮時間帯における交通事故防止』によると、薄暮とは日の入り時刻の前後1時間を指し、おおむね17時台から19時台にあたります。この時間帯の事故は横断中が約8割を占め、その約7割が横断歩道以外で起きています。プレーを終えて戻る時間帯は、ちょうどここに重なりがちです。見えにくさの理由と備えは薄暮・夜間の歩行者事故で整理しています。

よくある誤解:「駐車場は私有地だから道路交通法は関係ない」

ゴルフ場やゴルフ練習場の駐車場について、私有地なので道路交通法は及ばない、という説明が見られることがあります。しかし条文はそうは読めません。

道路交通法2条1項1号は、この法律でいう「道路」を「道路法(昭和二十七年法律第百八十号)第二条第一項に規定する道路、道路運送法(昭和二十六年法律第百八十三号)第二条第八項に規定する自動車道及び一般交通の用に供するその他の場所をいう」と定めています。最後に「一般交通の用に供するその他の場所」が置かれているため、所有者が私人であることだけを理由に対象外とはいえません。個々の場所が当たるかどうかは、その場所が実際にどう使われているかによります。

あわせて、飲酒運転を禁じる65条1項は「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」という書き方で、条文そのものは場所を限っていません。

練習場・スクールに通うときのクルマ

駅前の屋内練習場は徒歩で、郊外の屋外練習場はクルマと駐車場で通うという違いを2コマで対比した図
図:駅前のインドアと郊外のアウトドア、通い方の違い

クルマとゴルフの関係は、ラウンドの日だけではありません。練習に通うときも同じです。屋外の打席がある練習場は郊外にあることが多く、クルマでの移動が前提になります。一方、屋内の練習場やスクールは駅の近くに置かれることが多く、こちらは徒歩や電車でも通えます。どちらを選ぶかで、必要になる移動の手段が変わります。

当サイトと同じ運営者が運営するゴルフレッスンナビでは、2026年9月時点で全国約4,500店舗のゴルフスクール・練習場を、都道府県や駅から探せます。店舗ごとに駐車場の有無と収容台数が載っているため、クルマで通う前提なら先に確認しておけます。

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よくある質問

道路交通法に「何時間空ければよい」という基準はありません。法65条1項は「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」と定めていて、経過した時間ではなく酒気を帯びているかどうかが問われます。時間を目安に判断できる規定は置かれていないため、運転する日は飲まないという切り分けが確実です。

私有地であることだけを理由に対象外とはいえません。道路交通法2条1項1号は、この法律でいう「道路」を「道路法第二条第一項に規定する道路、道路運送法第二条第八項に規定する自動車道及び一般交通の用に供するその他の場所」と定めており、「一般交通の用に供するその他の場所」が含まれています。個々の場所が当たるかどうかは、その場所が実際にどう使われているかによります。

違反点数は6点で、反則金の表には額がありません。道路交通法施行令 別表第六の速度超過の区分は、高速自動車国道等でも35km/h以上40km/h未満までで、40km/h以上の区分が置かれていないためです。反則金を納めて終わる扱いになるのは表に額が定められた反則行為に限られるので、この超過は青切符では終わりません。

日の入り時刻の前後1時間を指します(月日や地域で異なります)。おおむね17時台から19時台にあたり、この時間帯は歩行者事故が集中します。薄暮の事故は横断中が約8割を占め、その約7割が横断歩道以外で起きています(警察庁『薄暮時間帯における交通事故防止』)。

本記事は安全運転の注意喚起を目的とした一般的な情報提供です。取り締まりの回避を勧めるものではありません。最新かつ正確な情報は、警察庁・各都道府県警察などの公式情報をご確認ください。